膝の痛み(変形性膝関節症)          

ここでは主に高齢者の方に多い、変形性膝関節症に触れてみたいと思います。整形外科に行くと、60歳以上の方、特に女性が、この悩みでたくさん受診にいらっしゃいます。

変形性膝関節症は膝の軟骨がすりへって、変形や炎症により痛みが生じる(と言われている)加齢性の疾患です。

階段の上り下りで痛む。(特に降りるのが苦!)
しゃがんだり正座が出来ない。
膝に水が溜まる

などの症状が顕れます。

手術がどうしても必要なもの以外は鍼灸治療のよい対象になります。

四頭筋訓練に注意!
私は以前病院のリハビリ室に一年弱勤めていたことがあり、そこでは膝関節症の方に四頭筋訓練をしていました。

四頭筋というのは太腿の前面にある四つの筋肉で、下肢を伸ばすために使われる筋肉です。1〜2kgのおもりを足首に巻きつけまして、ベッドに腰掛けて伸ばしては下す。これを繰り返すわけです。

皆さん真面目に通われていましたが、治った人を見た事がありません。指示箋がそうなっていたので従っていたのですが、あまりにひどいので勝手に違うトレーニングをさせたら、症状が激減した人が現れました。

内転筋トレーニング
その時患者さんにさせたのは、内転筋のトレーニングが中心でした。

内転筋は股関節を閉じる時に使う筋肉で、同時に外旋(足を閉じた時に逆ハの字に見える方へ開くこと)させる機能をもった筋を含んでいます。

これらは膝を安定させるために重要な役割を果たしており、膝痛に大きく係っています。トレーニングの方法は色々とあるのですが、症状に合わせて適切に行なうことが重要なので、記載は省略いたします。

伝承医学からの提言
雨の降る前や、降っている日に特に痛むという方に、甘いものが好きかどうかお聞きすると、「大好きです!」の答がしばしば返ってきます。

天気の悪い日というのは湿が体に悪影響を及ぼしやすく、甘い物の過食はそれを加速させます。

普段からの養生が大切ですが、それが無理ならば少なくとも雨や曇りの日には、ちょっと節制をするだけでも違うでしょう。
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